宅配弁当のメリット・デメリットとは？デリバリー食との比較

自粛生活でデリバリー食が増え、栄養の偏りが心配…という方も近頃は多いのではないでしょうか。ついジャンクフードばかり選んでしまう、栄養バランスは気になるけど考えるのは面倒くさいという方には、手軽に健康管理ができる宅配弁当がおすすめです。

管理栄養士が献立を考えた宅配弁当は、食材の品目数や栄養バランスなどに配慮した商品が豊富で、味にもこだわっている特徴があります。

そんな宅配弁当を詳しく知るために、今回はデリバリー食と比較したときのメリット・デメリット、上手な活用方法などをご紹介します。

 

１．宅配弁当のメリット～健康面と利便性～

宅配弁当は健康上のメリットが多く、利便性も高くなっています。具体的にどのようなメリットがあるのか、チェックしていきましょう。

栄養バランスが整っている

管理栄養士が監修している弁当は、1日に必要なエネルギー量や摂取するべき栄養バランスがきちんと計算されています。自分で好きなものばかり食べているとついついカロリーオーバーしてしまいがちですが、あらかじめカロリー計算もされている宅配弁当ならダイエットにも最適です。

塩分や糖質を制限した弁当もある

宅配弁当の中には専門医が監修し、塩分や糖質を抑えた制限食もあります。自分で制限食を用意するのは食材準備や計算に手間がかかり、味付けにも工夫が必要です。プロが監修した制限食の弁当なら手間がなく安心な上に、味も工夫されておいしくなっています。

衛生的で保存も利く冷凍タイプ

冷凍タイプの弁当はできたてを急速冷凍しているので菌の繁殖がほとんどなく、風味を保ったまま冷凍庫で長期保存が可能です。また、冷凍処理により保存料などの添加物を一切使用していないものもあります。食べる直前に電子レンジなどで温めるだけなので、食中毒のリスクも低いでしょう。

メニューが豊富

宅配弁当はさまざまな種類があり、定期的に献立が変更されるのも特徴です。和洋中とバラエティ豊かなメニューで飽きにくく、食材も肉、魚、野菜、麺、ご飯など、バランスよく構成されています。あらかじめ献立が決まっているので自分で選ぶ必要もなく、何が届くのかワクワクする楽しみもあります。

注文が簡単

インターネットからの申し込みなら24時間いつでも受け付けているので、忙しい人でも思い立ったときにすぐ注文できるメリットもあります。都度注文の他、定期便などまとめて予約注文もできるので、いざというときのストックとしても便利です。

調理や洗い物の手間がない

仕事や家事、育児などで余裕がないときは、洗い物ですら面倒に感じるものです。宅配弁当は電子レンジで温めるだけで、すぐに食べられます。食後は容器を捨てるだけでOK。調理も洗い物も一切なく、節水にもなりますね。

２．デリバリー食と比べた時のデメリット

このように健康的で利便性の高い宅配弁当ですが、デリバリー食と比べた時にいくつかデメリットもあります。詳しく見てみましょう。

配送エリアが限られる場合がある

基本的に近隣店舗から配達されるデリバリー食とは違い、宅配弁当は近くに会社があるとは限らず、自社便で届ける会社や常温タイプの弁当の場合、配達エリアが限定されることがあるので注意が必要です。

ただし、冷凍タイプの弁当は宅配便の配送が可能なので、配送エリアの心配はほとんどありません。

配送料を含めると割高になるケースがある

自社配達を行う宅配弁当の場合、注文数やエリアによっては配送料が高くなるケースも。会社によって配送料や最低注文数が異なるので、事前に注文条件をチェックすることが大切です。

届くまで時間がかかる

欲しいときにすぐ届くのがデリバリー食の良いところですが、宅配弁当は注文してから数日～１週間程度かかることがほとんどです。到着まで時間がかかるので計画的に利用しましょう。

受け取りの手間がある

宅配弁当は衛生上、手渡しが基本となるので配達時は在宅が必須です。一部置き配に対応している場合もありますが、運送業者に確認しなければなりません。配達時間内に在宅が難しい場合は、冷凍宅配ボックスに対応しているサービスを選ぶのも手です。

味や量をカスタマイズできない

栄養面が計算されているのが宅配弁当のメリットですが、栄養バランスや制限量を守るため、増量やトッピング、苦手な食材を抜いてもらうといった対応はできないのが一般的です。食材や分量が自分のニーズと合っているか、よく考えましょう。

３．宅配弁当のメリットを活かす使い方

宅配弁当のメリットを活かせる、おすすめの使い方をいくつかご紹介します。

・毎日の健康のために3食中1～2食を置き換える

・ダイエット中のカロリー制限食

・仕事や子育てなどで忙しいときのストック食

・高血圧など制限食が必要な家族の食事

・出産や入院前後の食事ストック

・離れて暮らす高齢の家族の食事手配　など

特に健康に問題のない方は外食や手料理を楽しむ余裕を残して、1～2食の置き換えから始めても良いでしょう。冷凍タイプは保存がきくので、期間限定のダイエット食や料理ができない出産前後などの備えにもおすすめです。

また、高血圧や糖尿病の家族のために制限食を手作りしている方も、たまにお弁当に置き換えるだけでずいぶんと楽になるはずです。宅配弁当を上手く活用して、楽しく健康的な食生活を継続させましょう。

４．ボディメイクや食生活の改善におすすめの「ヘルシー御膳」

宅配弁当は様々な種類がありますが、健康面で選ぶならタイヘイの「ヘルシー御膳」がおすすめです。

管理栄養士監修の「ヘルシー御膳」は、1日1200～1800kcalのエネルギー調整食を必要としている方におすすめの宅配弁当シリーズ。毎日の健康維持やボディメイクにぴったりです。用途に合わせて以下の2種類から選べます。

 

・1食あたりエネルギー200kcal以下、食塩相当量2.5g以下 の「おかず」のみのタイプ

・1食あたりエネルギー360kcal以下、食塩相当量2.0g以下 の「主食付き」タイプ

 

また、「ヘルシー御膳」は専門医による監修と消費者庁の食事療法用宅配食品等栄養指針に基づいて作られているので、糖尿病などの食事療法にも活用できます。※食事療法に利用する際は事前に主治医にご相談ください。

 

ヘルシー御膳の詳しい内容を知りたい方はこちらをチェック

 

５．まとめ

デリバリー食と比べると、配達エリアや到着日数、在宅受け取りなど少し不便な一面もありますが、メニューが豊富で飽きにくく、冷凍タイプは衛生的で保存も利く、調理の手間がない手軽さが宅配弁当の魅力です。

また、栄養バランスが整った食事が手軽にとれるのも大きなメリットです。塩分やカロリーの制限食にも対応しているので、幅広い方にご利用いただけます。

健康面で沢山のメリットをもつ宅配弁当を取り入れて、元気な毎日を送りましょう。