2022.03.29

健康食

高齢者の食事にピッタリ!宅配弁当の種類とおすすめのタイプ

高齢者の食事にピッタリ!宅配弁当の種類とおすすめのタイプ

遠方に一人で住む親御さんの食事について心配されるかたも多いのではないでしょうか?

高齢者用の食事を手配するなら、栄養満点で確実に家まで届けてくれる宅配弁当がおすすめです。ただ、実際に購入するとなると、色んな種類があって迷ってしまうでしょう。

そこで今回は、高齢者向けの宅配弁当の種類やおすすめのタイプについて紹介していきます。

1.冷凍宅配弁当が一人暮らしの高齢者におすすめの理由

一人暮らしの高齢者におすすめなのは冷凍タイプの宅配弁当です。まずはその理由について説明します。

自分のタイミングで食べられる

冷凍の宅配弁当なら、自分の好きなタイミングで食べられます。

高齢者の場合、健康状態や精神状態により食欲がなく、あまり食事をとらない日が続くこともめずらしくありません。冷蔵庫で保存する食べ物だと何日も残ったままになるので、気温の高い夏場など心配になってしまいます。

その点、冷凍の宅配弁当の賞味期限は数か月あるので、凍らせたままなら安全に保存できます。また、電子レンジや湯せんで温めるだけなので、食べたいと思ったタイミングですぐに用意できる点もメリットです。

出来立てのおいしさを楽しめる

出来立てのおいしさを、そのまま閉じ込めていることも、冷凍タイプの宅配弁当の魅力です。

製造後すぐに急速冷凍してうま味成分を逃がさない工夫が施されているので、食べるときまで出来立ての風味をキープしています。

また、急速冷凍により腐敗や食中毒を起こす細菌が活動できなくなる点も見逃せません。高齢者の食中毒は重症化しやすいので、リスクを抑える意味でも冷凍タイプの宅配弁当を取り入れる利点があります。

保存料などの添加物も必要最小限に抑えられるため、安全面でも高く評価できるお弁当です。

定期便で注文できるのでお得

便利でお得な定期便で注文できるのも、冷凍の宅配弁当の良いところです。決まった日に定期的に届くシステムになっているので、何度も注文する手間がありません。

また、都度注文よりもお得に購入できるケースもあります。

以上の理由により、一人暮らしの高齢者には冷凍タイプの宅配弁当がおすすめです。ただ、このほかにも宅配弁当の種類はあるので、それぞれ確認していきましょう。

2.高齢者向けの宅配弁当の種類①.保存温度

高齢者向けの宅配弁当は「保存温度」と「主食の有無」で大きく2種類に分けられます。さらに保存温度に注目した場合、「冷凍」「冷蔵」「常温」の3つに分類されます。

冷凍タイプ

冷凍タイプの宅配弁当は製造直後に急速冷凍を施し、冷凍宅配便で凍ったまま届くのが特徴です。

メリット

賞味期限が長いので、冷凍室にストックをしておけば好きなときに食べられます。また、出来立ての状態で急速冷凍しているため、そのままの風味をキープしているのもポイントです。さらに、食中毒のリスクが少ないのもメリットです。

デメリット

食べる前に、電子レンジか湯煎で解凍をする手間がかかります。また、主食の付いた弁当は多くないので、場合によっては自分で用意する必要があります。ストックについても、冷凍室にスペースがあることが前提になります。

冷蔵タイプ

冷蔵タイプは、冷蔵宅配便(クール便)で冷やされた状態で届く宅配弁当です。

メリット

毎日届けてくれる業者が多く、不在時に保冷ボックスで受け取れる場合もあります。基本的に当日から翌日の消費を前提としているため、冷蔵庫のスペースを圧迫しにくいのも利点です。また、数時間程度なら冷蔵保存できるので、すぐに食べない時でも安心です。

デメリット

冷凍タイプと比べると、保存期間は短くなります。体調によって食べられない日が何日か続くような人や基本的に外食が多い人は、持て余してしまうかもしれません。

常温タイプ

常温タイプの宅配弁当は、出来立ての状態のままで届きます。

メリット

製造してすぐに発送するので、作り立てのおいしさを味わえたり、加熱の手間がなかったりする点がメリットです。また、安否確認もかねて、宅配弁当業者が手渡しで届けてくれることが多い点も見逃せません。

デメリット

受け取りのために自宅にいる必要があるので、外出が多い人には向いていないでしょう。また、届いたらすぐ食べる前提で作られているので、消費期限は数時間程度のものがほとんどです。お弁当を保存することはできないので、自分のタイミングで食べたいかたには不向きといえます。

3.高齢者向けの宅配弁当の種類②.主食の有無

宅配弁当の種類は保存温度だけでなく、「主食付き」「主食なし」でも分類できます。それぞれの特徴をみていきましょう。

主食付きタイプ

主食付きの宅配弁当は、主菜や副菜のおかずに加えて、ご飯や麵類などの主食が付いています。食事に主食は欠かせないけど、自分では用意できない人におすすめのタイプです。ただし、冷凍タイプの宅配弁当ではあまり一般的ではない点に注意しましょう。

主食なしタイプ

主食なしの宅配弁当は、主菜と副菜のおかずのみで構成されています。普段から主食を必要としていない人や、自分で用意できる人に向いているといえるでしょう。

4.まとめ

宅配弁当には冷凍・冷蔵・常温の3種類がありますが、一人暮らしの高齢者なら冷凍タイプがおすすめです。

冷凍室で長期保存でき、電子レンジで温めるだけで好きなときに食べられます。また、急速冷凍により出来立ての風味が味わえる点や食中毒のリスク低減につながる点もうれしいポイントです。

一般的に主食付きの冷凍宅配弁当は多くありませんですが、タイヘイではおかず4品にご飯か麺が付いた「ヘルシー御膳®主食付き」を用意しております。

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もしも高齢者向けの宅配弁当の選び方で迷ったら、こちらの記事も参考になるのでおすすめです。

高齢者向け宅配弁当の賢い選び方

\健康を気にかけているあなたに!/ タイヘイ管理栄養士監修 たった30秒でできる あなたにおすすめの食事診断