2019.10.29
健康食
30~50代の共働き夫婦の女性112人に聞いた、 料理の支度に負担を感じると答えた方は80%超! ~宅配健康食のタイヘイが共働き夫婦の食生活に関するアンケートを実施~
共働き夫婦が当たり前になっている昨今、家族のための食事については、やはり女性が担っている現状があります。
今回は、全国の30~50代の共働き夫婦の女性に食生活に関する実態を調査しました。
エリアと年代:全国、30-50代
サンプル数:112名
アンケート回答期間:2019年10月17日~2019年10月20日
※すべての回答の平均ではなく回答が有効なものの平均となります。
目次
■家族全員で食事をする頻度
設問:あなたの家で朝食を夫や家族全員で一緒に食べる頻度を教えてください。
「毎日」が25.0%、次いで、「ほぼ毎日」「ほとんど一緒に食べない」が同じく20.4%、「週に1~2回」が15.7%、という結果になりました。
「毎日」「ほぼ毎日」で45.4%、「週の半分ぐらい」を加えると54.7%と半数以上となる結果を見ると、共働きでも朝食は割と家族で食べていると言えるでしょう。反対に朝食を食べない家族も1割程度いました。
設問:あなたの家で夕食を夫や家族全員で一緒に食べる頻度を教えてください。
「ほぼ毎日」が32.4%、次いで「毎日」「週の半分ぐらい」が同じく19.4%、「週に1~2回」が17.6%という結果になりました。
「毎日」「ほぼ毎日」を51.8%となり、朝食よりも夕食の方が一緒に食べる家庭が多いようです。夕食を食べないという家庭はありませんでした。
■自分で料理をする頻度とその負担
設問:あなたが夕食を自分で料理する頻度を教えてください。
「ほぼ毎日」が40.7%、次いで「毎日」が31.5%、「週に1~2回」「週に3~4回」が同じく12.0%という結果になりました。
共働き夫婦でも、7割以上の方が自分で料理の支度をして、「ほとんど料理をしない」「全くしない」方はごく少数だということがわかりました。
設問:あなたは料理の支度に負担を感じますか?
「ある程度感じている」が60.6%、次いで「非常に感じている」が23.1%となり、「それほど感じていない」は15.4%という結果になりました。
共働き夫婦ということもあり、負担を感じている方がかなりいらっしゃることが分かります。
■外食の頻度やお弁当・テイクアウト類の利用頻度
設問:夫婦もしくは家族一緒に外食する頻度を教えてください。
「月に数回程度」が25.0%、次いで「月に1回程度」「週に1~2回程度」が同じく17.6%という結果になりました。
月に1回以上が67.6%、週に1回以上外食する家庭が25.0%、ほぼ毎日の方もごく少数ですが存在するようです。
設問:あなたの家では、夕食にお弁当やテイクアウト類の食事などを、どれくらいの頻度で利用していますか?
「たまにしか利用しない」が45.4%、次いで「ほとんど利用しない」が15.7%、「週に1~2回は利用している」が13.0%という結果となりました。
お弁当やテイクアウト類の利用に関して頻繁にする家庭は少数派だとわかりました。
■既製食品、外食、制限食等のお弁当について
以下は、既製食品、外食、制限食等のお弁当に関していただいたコメントです。
設問:既製食品や外食に関してあなたはどう思いますか?
- 個人的には外食したいと思うけど頻度が高いとサボっているような罪悪感が生まれる。
- 時短になるので、たまにはいいと思う。
- 手間がはぶけて良いと思います。
- 私も働いているので、仕事終わりの夕ご飯の準備は毎回大変です。少しでも楽できるように時短メニューをつくったり、前日に二日分作り置きしたりしています。そんな私に負担が増えないように、土日の1日は外食に連れていってもらっています。外食も今は、お野菜を中心とした物や、薄味のものなど配慮があり助かっています。働く主婦には外食も既製食品も大助かりです。
- たまには外食もしたいし、お惣菜を買って済ませたい時もあるが、家族に食べさせるものは、大変だけど自分で作ったものを栄養のバランスなどを考えたものを食べて欲しいと思う。外食も既製食品も美味しいものが多いのでたまにはいいのでは。
- 毎日メニューを考えて作る方からすると、たまの休みになるので良いと思います。まぁ、お金はかかってしまうと思いますが。
- 既製品はなるべく使わないようにし、外食は臨時収入が入った時や給料日以降に行き、気兼ねなく食べます。
- 外食はお金が掛かる。外食や既製食品は支度をするのをサボった感じがして後ろめたい気持ちになることが多い。
- そればっかり食べるのはあまり良くないけれど、たまにとか時々利用する分には良いと思います。
設問:栄養を加味した冷凍弁当や塩分などを制限した制限食のお弁当に関してどう思いますか?
- 家族に制限食の必要ができた時には、上手に利用するのもよいと思う。自分が高齢になったときにはやむをえず使うかも。大量調理だと効率重視になり、味を維持できないのが難点。
- お弁当だと、本当に手を抜いた感じがしますが、私だけ外出の時などは、とても便利だと思います。お年寄りにも大助かりですね。
- いいと思う。塩分などを制限しないといけない人で、自分で作ることが出来ない人や一人暮らしの人には助かると思う。
- 取り入れることはいいと思う。ただ値段が高かったらそんなに利用しないと思う。
- 将来的に是非利用したいとは思いますが、正直美味しくない物が多いと思います。また飽きてくるというか。しかし、健康管理や少量作る手間を考えると良いと思います。
- 塩分は気になるので制限してあるのはいいと思うが、味が物足りないのではないかと思う。添加物などは気になる。
- 最近の冷凍食品は美味しいし栄養も考えられているので利用したいし気にならない。
- 価格が安ければ多少利用したいと思うときがある。
■まとめ
今回は、共働き夫婦の女性にアンケートをしましたが、家族全員で食事をする機会が考えていたよりも多い結果となりました。また、女性が負担には感じているものの、家族のために、自分で料理する方がかなりいらっしゃるようです。
外食が既製食品に関しては、価格、添加物、カロリーなどを気にしている方が多いようです。栄養を考えた塩分や糖質などの制限食に関しては、おおむね好意的で、利用することにあまり抵抗が少ないことが分かりました。
全体的に、家族のことを考えた食事を意識している方が多い結果となりました。
管理栄養士資格、栄養士資格、フードスペシャリスト資格
食事療法が必要な方や老若男女問わず、心身ともに健康になれるお食事のお手伝いがしたいという想いから、タイヘイ株式会社に入社。現在は、管理栄養士として在宅向け商品の開発・販売とお電話でよせられるお客様からの食事に関するご相談の業務を行なっています。より多くの方が健康な日々を過ごせるように、食と健康に関する豊富な情報を発信していきます。
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