食生活で注意すべきこと

糖質は体内でブドウ糖となり、私達人間にとって大切なエネルギー源として働きますが、糖質を摂りすぎると、エネルギーとして消費されずに余ってしまい、中性脂肪として体内に蓄積してしまいます。

また、食べ過ぎ、運動不足のほか、加齢、筋肉量の減少により基礎代謝量が落ちてしまうことで、若いころと同じような食生活を続けることも太る原因となります。

健康な体を作るために肥満の予防をすることは重要ですが、肥満度の判定は、国際的な標準指標としてBMI（BodyMassIndex）が用いられ、体重（kg）÷身長（ｍ）²で求められます。

男女ともにBMI値22が標準であり、肥満と関連が強い糖尿病や高血圧、脂質異常症に最もかかりにくいといわれています。

ただ、BMI値25以上は肥満と判定され、食生活の見直しが必須です。

また、お腹周り（腹囲）は内臓脂肪の量の目安として測ります。男性85㎝、女性90㎝を超えると要注意とされています。

【糖質を抑えるポイント】
大盛ご飯やパスタを普通盛りへ変える、甘いお菓子類は量や時間を決めて食べるなど、糖質を抑える工夫を取りいれましょう。

食物繊維は血糖値の急上昇を抑え、太りにくくします。ご飯を食べるときは、白米ではなく玄米や雑穀米にする、パンを食べるときは白いパンではなくライ麦パンを選ぶほうがおすすめです。

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